2012年2月9日(木)18:30~
連続j研修会 その②「権利擁護について考える」
<講 師> 高山 直樹氏(東洋大学 社会福祉学部 社会福祉学科教授)
<場 所> 中区社会福祉協議会内福祉保健活動拠点多目的研修室
<参加者> 43名
用意された資料について、パワーポイントを見ながら説明して頂いた。
・「何故、支援を必要としている人たちを支援する側が虐待するのか?
・神奈川県における虐待の実態
・虐待とは?
・起こりやすい構造
・なくすためには
・虐待防止法について・・・等
虐待防止法第2条(障害者虐待)
◎養護者による障害者虐待
◎障害者福祉施設従事者等による障害者虐待
◎使用者(障害者を雇用する事業主等)による障害者虐待
と記されている。「福祉施設従事者等・・・をここから消さなくていはいけない」と高山氏は話す。また、、「一人ひとりの個別支援をしっかりやれば虐待は起こらない」と言う。
最後にスウエーデンの実例を挙げて、「障害を持つ人たちは、地域の中で影響を与えられる存在であり、市民として社会的評価される存在である」と締めくくられた。
冒頭の挨拶で、会長の室津氏が「そもそもこの法律が、何故できなければならなかったのかを考えてほしい」というような意味の事を話していたと思うが、あってはならない事が身の回りで繰り返し起きているという現実がある。私たちは、この研修を機会に、自分達の職場内で虐待が起きない環境作りを進めていかなくてはいけない。
文責 渡部
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