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2012年1月30日 (月)

2012年1月27日(金)18:30~21:00

連続研修会 その①「地震への備えについて考える」

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<講師> 大西 一嘉 氏(神戸大学大学院 准教授)

<参加者数> 38名

 最初に、用意した資料に基づき、「防災・減災」についての説明があった。

・災害は思いがけない形で起こるため、全部に対策を立てる事は出来ないが、被害を最小限に抑える努力をする事が大事。

・防災対策は巨額の費用を要するが、その効果は見えにくい。

・減災対策とは、イチロー選手のようなもの。総合力が大事。

・障害者は避難するのに時間がかかる→災害の具体的イメージを持つこと→どうやって、助かるために早く行動するか?

●災害の具体的イメージを持ち、自分が納得できる解決法、ルールを決めておく事。

<グループワーク>「その時、あなたはどうする・・・・」

「大地震で、津波警報が出た。車で寝たきりの高齢者の安否確認と救出に回り、二人の身柄を確保したところで、津波到達時刻が近づいた。まだ、海岸近くの家が一軒未確認だ。あなたは安否確認に向かうか?」

・・・という状況設定で、あなたはYESか?NOか?

どちらかに決めた後に、何故そう判断したかについてグループの皆に話す。その「あなた」は、自治会長だったり、ホームの職員だったり、その人の立場で考える・・・というグループワークだった。その他、いくつかの例についても、同じように判断する。これが、結構悩む。実際は、その時の状況によって答えは変わるのだろうが、このように「その時の判断」をする練習は必要だなと思いました。

参加者それぞれは、まじめに悩みながら、考えた研修会でした。(文責 渡部)

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